イチゴの日。
2003/06/05

 
 6月4日は「虫歯予防デー」だそうで。
 64だからムシ。語呂合わせですな。
 語呂合わせといえば聞こえがいいが、要はダジャレ。オヤジギャグだ。

 「がははは。6月4日はムシだから、虫歯の日にしよう。がっはっはっは。」
 「先生、さすが、頭がいいですね。ムシで虫歯ですか、面白いですネェ。」
 くだらないオヤジギャグと、それをおだてる腰ぎんちゃくどもが、厚生省の会議室かどこかで、決めたのである。もちろん、これはオレの想像であるが、でも、限りなく真実に近いはずである。

 調べてみると、この「ナントカの日」というヤツ、山ほどある。一年中ほぼ毎日が「ナントカの日」だ。3月3日は「耳の日」。10月10日は「目の日」。※注
 じゃあ、8月7日は「鼻の日」なのかなと思って調べてみたら、本当に「鼻の日」だった。
 じゃあ、5月6日は「ゴムの日」とか、と思ったら、やっぱり、本当に「ゴムの日」だった。
 9月4日は、「くしの日」。
 11月22日は、「いい夫婦の日」。
 8月6日は、「ハムの日」。
 2月9日は、「肉の日」かと思ったら、「服の日」。
 1月5日は、「イチゴの日」。
 8月1日は、「パインの日」。
 8月8日は、「パパイヤの日」。
 8月10日は、「帽子の日」。帽子はハットだからか。

 あまりにくだらないので、何だか頭が痛くなってきた。

 ちょっとは勉強になったかな。
 でも、間違っても、こんなことを日常会話の話題にしてはいけない。
 「今日はー、1月5日だからー、イチゴの日。知ってたー?」
 「だから何?」
 一気に空気が凍り付く。
 くだらないオヤジギャグだと言うことを、くれぐれもお忘れなく。

 しかし、こんなダジャレで、「ナントカの日」を作って、一体どんなメリットがあるというのだろう。厚生省とか、旧通産省とか、国の省庁が定めたものも沢山ある。高い給料もらって、国の中枢で働くエリートが、ダジャレかよ。困ったものだ。ま、害はないから許すけど。

 オレも考えてみようかな。
 8月6日は「ハローの日」。
 3月6日は「三郎の日」。
 5月6日は「五郎の日」。
 4月2日は「死人の日」。
 3月9日は「サンキューの日」。
 やっぱりくだらないな。所詮はオヤジギャグだ。

 ところで、1月10日は「イトウの日」だから。お忘れなく。


※注
 10月10日はダジャレじゃありません。10を九十度右に回転させると、
 一  一
 ○  ○ だから目の日だそうで。いずれにしても、くだらない。

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