6月4日は「虫歯予防デー」だそうで。
64だからムシ。語呂合わせですな。
語呂合わせといえば聞こえがいいが、要はダジャレ。オヤジギャグだ。
「がははは。6月4日はムシだから、虫歯の日にしよう。がっはっはっは。」
「先生、さすが、頭がいいですね。ムシで虫歯ですか、面白いですネェ。」
くだらないオヤジギャグと、それをおだてる腰ぎんちゃくどもが、厚生省の会議室かどこかで、決めたのである。もちろん、これはオレの想像であるが、でも、限りなく真実に近いはずである。
調べてみると、この「ナントカの日」というヤツ、山ほどある。一年中ほぼ毎日が「ナントカの日」だ。3月3日は「耳の日」。10月10日は「目の日」。※注
じゃあ、8月7日は「鼻の日」なのかなと思って調べてみたら、本当に「鼻の日」だった。
じゃあ、5月6日は「ゴムの日」とか、と思ったら、やっぱり、本当に「ゴムの日」だった。
9月4日は、「くしの日」。
11月22日は、「いい夫婦の日」。
8月6日は、「ハムの日」。
2月9日は、「肉の日」かと思ったら、「服の日」。
1月5日は、「イチゴの日」。
8月1日は、「パインの日」。
8月8日は、「パパイヤの日」。
8月10日は、「帽子の日」。帽子はハットだからか。
あまりにくだらないので、何だか頭が痛くなってきた。
ちょっとは勉強になったかな。
でも、間違っても、こんなことを日常会話の話題にしてはいけない。
「今日はー、1月5日だからー、イチゴの日。知ってたー?」
「だから何?」
一気に空気が凍り付く。
くだらないオヤジギャグだと言うことを、くれぐれもお忘れなく。
しかし、こんなダジャレで、「ナントカの日」を作って、一体どんなメリットがあるというのだろう。厚生省とか、旧通産省とか、国の省庁が定めたものも沢山ある。高い給料もらって、国の中枢で働くエリートが、ダジャレかよ。困ったものだ。ま、害はないから許すけど。
オレも考えてみようかな。
8月6日は「ハローの日」。
3月6日は「三郎の日」。
5月6日は「五郎の日」。
4月2日は「死人の日」。
3月9日は「サンキューの日」。
やっぱりくだらないな。所詮はオヤジギャグだ。
ところで、1月10日は「イトウの日」だから。お忘れなく。
※注
10月10日はダジャレじゃありません。10を九十度右に回転させると、
一 一
○ ○ だから目の日だそうで。いずれにしても、くだらない。
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