節分。
2004/02/03

 
 みんな、節分だぞ。盛り上がってるか?
 クリスマスに浮かれるよりも、クリスチャンじゃない日本人は、節分で盛り上がろうぜ。

 節分って、家族や大切な人の健康や幸せを心から祈る、ステキなイベントだと思う。
 「大切な人の悲しいことや辛いことが、逃げていきますように。」
 「あなたの笑顔が守れますように。」
 そしてオレは、世界中に豆をまいて、戦争や紛争やテロや、差別や虐待や貧困や飢餓なども全て追い出したい。

 鬼はソト。福はウチ。

 節分ってステキだな。
 節分で盛り上がろうっ。節分ナイトフィーバーだぜっ。

 関西には、節分に寿司の太巻きを食べると言う習慣があるらしい。その年の恵方とされる方角を向いて、太巻きを一本、一人で丸かじりする。その際には、一切、声を出してはいけないとか。無言でひたすら太巻きを食べる。
 関西では、今でも一般的な風習らしいから、実際に食べた人も少なくないだろう。

 しかし、古くからある伝統的な風習であるのにも関わらず、ものすごく馬鹿っぽい。

 調べてみたら、この風習を提案して広めたのは、江戸時代末期の大阪の海苔問屋。海苔の需要を高めるために、仕組んだ企画イベントだったのだ。大阪の商人が、ノリだけでいい加減に始めた風習。大衆もノリで、あー、楽しそーって、ノリで乗ってみただけ。海苔だけにノリで。って、またくだらないことを書いてしまった。

 こんないい加減でテキトーなノリの風習が、現代まで根強く残っていると言う事が、ちょっとうれしい。日本人にも、遊び心があるじゃん。イケてんじゃん。

 この際だから、馬鹿っぽい風習を、今年からいくつか追加してみる?

 節分には、鬼門に向かってお尻を突き出し、プリプリと振って、鬼を馬鹿にする。

 年の数だけ、関節をポキポキ鳴らして、鳴らせなかったらその年はヤバい。

 ティッシュを細くちぎって鼻をコチョコチョし、一番最初にくしゃみが出た人はラッキー。

 顔に洗濯バサミを年の数だけぶら下げると、病気にならない。

 午後七時から三時間、全国民強制参加の鬼ゴッコ。鬼になったら、その年は税金倍額。

 イイね。楽しそうだよ。こんな楽しいノリで、節分を日本人にとって、クリスマスに取って代わるぐらいの大イベントにしたい。そして、何百年後かの遠い未来の日本人が、節分にお尻をプリプリ振っていたらうれしい。
 だから、今年から、皆さんで流行らせてください。
 

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