みんな、節分だぞ。盛り上がってるか?
クリスマスに浮かれるよりも、クリスチャンじゃない日本人は、節分で盛り上がろうぜ。
節分って、家族や大切な人の健康や幸せを心から祈る、ステキなイベントだと思う。
「大切な人の悲しいことや辛いことが、逃げていきますように。」
「あなたの笑顔が守れますように。」
そしてオレは、世界中に豆をまいて、戦争や紛争やテロや、差別や虐待や貧困や飢餓なども全て追い出したい。
鬼はソト。福はウチ。
節分ってステキだな。
節分で盛り上がろうっ。節分ナイトフィーバーだぜっ。
関西には、節分に寿司の太巻きを食べると言う習慣があるらしい。その年の恵方とされる方角を向いて、太巻きを一本、一人で丸かじりする。その際には、一切、声を出してはいけないとか。無言でひたすら太巻きを食べる。
関西では、今でも一般的な風習らしいから、実際に食べた人も少なくないだろう。
しかし、古くからある伝統的な風習であるのにも関わらず、ものすごく馬鹿っぽい。
調べてみたら、この風習を提案して広めたのは、江戸時代末期の大阪の海苔問屋。海苔の需要を高めるために、仕組んだ企画イベントだったのだ。大阪の商人が、ノリだけでいい加減に始めた風習。大衆もノリで、あー、楽しそーって、ノリで乗ってみただけ。海苔だけにノリで。って、またくだらないことを書いてしまった。
こんないい加減でテキトーなノリの風習が、現代まで根強く残っていると言う事が、ちょっとうれしい。日本人にも、遊び心があるじゃん。イケてんじゃん。
この際だから、馬鹿っぽい風習を、今年からいくつか追加してみる?
節分には、鬼門に向かってお尻を突き出し、プリプリと振って、鬼を馬鹿にする。
年の数だけ、関節をポキポキ鳴らして、鳴らせなかったらその年はヤバい。
ティッシュを細くちぎって鼻をコチョコチョし、一番最初にくしゃみが出た人はラッキー。
顔に洗濯バサミを年の数だけぶら下げると、病気にならない。
午後七時から三時間、全国民強制参加の鬼ゴッコ。鬼になったら、その年は税金倍額。
イイね。楽しそうだよ。こんな楽しいノリで、節分を日本人にとって、クリスマスに取って代わるぐらいの大イベントにしたい。そして、何百年後かの遠い未来の日本人が、節分にお尻をプリプリ振っていたらうれしい。
だから、今年から、皆さんで流行らせてください。
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