みっちゃん。
2004/03/16


 みっちゃん、みちみち、うんこたれてぇ。
 紙がないから、手で拭いてぇ。
 もったいないから、舐めちゃった。

 ご存知、「みっちゃんのテーマ」だ。誰もが知っている、超有名なスタンダードナンバーだ。みっちゃんという名詞を耳にすると、条件反射的にこのフレーズが頭に浮かぶ人も少なくないだろう。

 それにしても、すごい歌詞だな。
 うんこをする、のではなく、うんこをたれる、と言う辺りがスゴイ。迫力がある。

 先日、オレが調査したところ、20歳代から50歳代までの世代には、この曲は満遍なく認知されていることが判明した。もっときちんと調べてみれば、下は現役の小学生から、上はもっと高齢の世代まで、世代を越えて認知されていることが分かるであろう。

 スゴイ知名度だ。文部省推奨歌レベルだ。

 いゃ、文部省推奨歌をはるかにしのぐ。
 楽譜や歌詞が、教科書などに載っているわけでもなく、レコーディングされた音源があるわけでもない。まったく媒体に記録されていないフレーズが、人から人への口伝えだけで、世代を越え、地域を越えて、ここまでの知名度、認知度を確立しているのだ。
 もはや、これは日本の伝統文化と言える。

 世のみっちゃんは全員、この歌ではやしたてられてイジメられた、辛い経験があるのだろうなぁ。でも、オレ的には、みっちゃんって、カワイイ感じのイメージ。だから、イジメられているみっちゃんを見かけた時には、オレはみっちゃんを守るぞ。

 あ、ちょっと誤解を招きそうだな。「カワイくないみっちゃんなら、守らないのか。」と言われそう。いゃ、守ります。もちろん守ります。イトケンはみっちゃんの味方っす。

 「やさしいのね。」
  いぇ、当然のことをしたまでです。

 「怖かったの。もう少し、こうしてていいかしら。」
  私でよろしければ。

 「暖かいのね。」
  マッチョですから。

 「イトケンさん・・・。」
  奥さん・・・。

 「奥さんなんて、イヤ。みっちゃんと呼んで。」
  みっちゃぁぁぁぁぁん。

 まぁ、そんな感じだ。
 オレは、みっちゃんを守る。
 

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