うんこ花火。
2004/04/18

 
 ヘビ花火って知ってるかな。
 ビー玉ぐらいの大きさの、ボタン状の黒い塊に火をつけると、にょろにょろとその塊が膨れる。細長くひも状に膨らむため、ヘビ花火と呼ばれている。

 昔、この花火のメカニズムを利用した、物凄いグッズを手に入れたことがある。
 うんこ小僧。

 高さ十センチぐらいの、陶器製の子供の人形。名前の通り、お尻丸出しのウンチングスタイル。で、前述のヘビ花火の小さいヤツが、数個付属している。その小さいヘビ花火を人形の肛門に開けてある穴に差し込んで、準備完了。

 点火。

 すごい勢いで、ニョロニョロッっと真っ黒なうんこが出てくる。
 うひゃー。たのしー。

 カートリッジを取り替えれば何度でも楽しめる。
 ニョロニョロッ。
 ひゃー。

 たちまち付属していたカートリッジを使い果たし、残ったのは大量の黒いうんこと、尻の部分が焦げたうんこ小僧。その後、残念ながら、取替え用のカートリッジは手に入らず、うんこ小僧もどこかにいってしまった。

 今でも売ってるのかな。手に入るなら欲しい。
 あと、この人形を考えた人に会ってみたい。相当の馬鹿なんだろうなぁ。カッコいいなぁ。

 えー、ここでうんこに関する豆知識。
 「うんこ」「うんち」と言う言葉。いずれも幼児語である。

 つまり、食事をマンマと言うのと同じと言うわけ。知らなかっただろ。勉強になっただろ。イイ年した大人が、「昼マンマどうする?」とか「今晩、マンマでも食べながら、話がしたいんだが。」とは言わない。
 フランスマンマ。
 イタリアマンマ。

 だから本来なら、うんこやうんちも、大人が使うべき言葉ではない。
 正しくは、クソ。
 漢字で書くと糞。
 漢字で書けるってことが、大人って感じ。

 とは言っても、現代では、老若男女問わず、うんこやうんちが定着しているので、今更「大人はうんこって言うなっ。」などと、堅苦しいことは言わない。でも、大人なら、糞ぐらいは漢字で書けるようにしておいて欲しい。

 糞。
 よく見ると変わった漢字だ。漢字で書くと、コロコロの硬いうんこをイメージするのはオレだけだろうか。
 

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