投稿 ミラクルテキスト。

 皆さんからの投稿てきすとを掲載するコーナーです。 面白系でも、シリアス系でも、感動系でも、ジャンルは問いません。

 掲載基準はかなり厳しいです。
 腕によりをかけて、素晴らしいテキストを書こうっ。

 投稿てきすとは、BBS(てきすとぱらだいす)に書き込んでください。優れた作品があった時は、こちらに改めて掲載をします。尚、掲載に際しましては、いとうけんじが文章を編集することがあります。あらかじめ御了承下さい。

 

掲載No.007
さがしもの

kandie

 
 なくしものが見つからない。

 11月のはじめに引越しをした。
 荷物は、服と本とCDと小物。相変わらず小荷物だ。

 それから1ヶ月。どうしても見つからないものがある。
 クイックルワイパーの変えシートと、カラーコンタクトと、除光液。

 買えばいいのに。

 でも「どこかにあるはず。」が、行動をとめるのだ。
 どれも普段の生活に支障は来さない。
 どれも簡単に手に入る。
 何か特別な思い入れがあるわけでもない。

 時々思い出して、探してみるのだが、やはり見つかるのは、ルパン三世のフィギュアだとか、画鋲だとか、栓抜きだとか。

 時々、そんな風に必要でも大切でもないものを探す。
 どこかにあるはず、と。
 

 * * * * * * * * いとうけんじのコメント * * * * * * * *
 日常の中の、無意識の日常の情景を切り取るテキストが好きでして。

 

掲載No.006
消えていくもの。

しほまねき

 
 ミレーの「三大名画展」に行きました。
 その、三大名画と言われるものの中に、「晩鐘」という作品があります。この作品は、保存状態の理由で、本国から外に出されることが困難になるらしいです。

 ここで私が表現したいのは、日本で見ることができなくなるのは残念だ、ということではなくて、どんなに良いものでも、時には逆らえず消えていってしまうという詠嘆です。

 けれども、消えていくからこそ、その作品を大切にしようと思うだろうし、価値があるのだろうとも思います。

 人の命も同じではないでしょうか。

 とかく、形あるものは壊れやすいものです。近くにあるものを、大切にしていきたいです。 
 

 * * * * * * * * いとうけんじのコメント * * * * * * * *
 文体と言いテーマと言い、いいテキストです。

 

掲載No.005
昔話。

ハルまげつぼイドンノリオ

 

♪も〜もたろさん、ももたろさん
 誰でも聞いたことがあるだろう。桃太郎。
 この歌の5番は鬼との衝突の場面なのだが、この場面はものすごく残酷なのだ。え、某番組でやってた?気にしない気にしない。鬼を殺しながらお〜もしろい、おもしろい。なんなんだ桃太郎。君は正義の味方じゃないのか?
 他の昔話にも残酷なものはたくさんある。

 猿蟹合戦。

 これは今風に言うと父を柿で殺された子供が猿を圧迫死させると言う物語。
 やめてくれ。そんな火曜サスペンス劇場でやるようなことを五歳かそこらの子供に聞かせるな。

 かちかち山。

 悪戯ばかりする狸をおじいさんが退治しようとして捕まえ、おばあさんに見張らせていたが、逆におばあさんが殺され、皮を剥がれ、予定の狸汁の中に入れられた。
 そんなこと子供に覚えさせて殺人鬼でも育てようとしてるんですか?

 竹取物語。

 美しい姫に惚れた男どもが無理難題を押し付けられ、死に追い込まれる物語。そして殺した張本人はとっとと月に逃げ帰る。
 これは、こんな女に引っかかってはいけないと言う教育の観点から見ればまだましかもしれない。

 この話を聞いて、あなたが昔持っていた昔話への感じ方が変わらないように、また、こんなことを小さい子供に吹き込まないように気をつけてほしい。

 * * * * * * * * いとうけんじのコメント * * * * * * * *
 ナイスタイミングの投稿でした。いゃあ、おぬしも、なかなかやるのぅ。

 

掲載No.004
ウニト

ファントム

 
 単位というものがある。
 例えばcmも立派な単位だし、○個の 個 も単位だ。
 物の数を表すときに単位は必ず使う。一匹、二匹、三匹という具合に。

 単位、やたらとややこしい。対象によって使い単位が違うのはもちろん、上記の「匹」なんて、声に出して読んだら、1「ピキ」、2「ヒキ」、3「ビキ」。人数なんて、「ヒトリ」、「フタリ」、「サンニン」。「人」を「リ」と読めってか。

 スズメが一個じゃだめなの?
 もちろん、スズメは一羽だが、別に一個と言ったからといってスズメが一羽いる様子を想像できないわけではない。話の本筋には何ら影響はない。まったくもって、問題ない。
 ならばと、試しにスズメを一個と言ったら、猛烈に突っ込まれた。。

 分かってくれよ。
 俺の単位に対するレジスタンスを。単位レボリューションを。

 不便でしよ。物を数える時にそのつど単位を思い出さなければいけないのは。
 この際なので、僕が全部の物に共通する単位をつけてあげましょう。
 皆さんが万が一単位がわからない物に出会った時はこの単位を使ってね。

 ○ウニト。1ウニト、2ウニト、1950ウニト。
 「4500ウニトからお預かりします。」
 「あ!こんなところに虫が1ウニトいるぞ!」
 「俺、ちょっとアイツに2,3ウニト殴ってくる。」

 頭が悪いの丸出しだがまぁ良しとしよう。

 * * * * * * * * いとうけんじのコメント * * * * * * * *
 私なら、チェキラッチョだな。
 「大人、三チェキラッチョ、お願いします。」
 「アンコールにお応えして、最後にもう一チェキラッチョ。」 

 

掲載No.003
井の中の蛙

やまぴかりゃ

 
 胃の中の蛙 胃液で溶ける まぁ、これは冗談だ。

 井の中の蛙 大海を知らず もちろんこれが正解。

 外で暮らす蛙が、狭い井戸で暮らす蛙に対して広い海を自慢した話だ。

 広い世界を見つめろと、それはいいことだ。

 ・・・・・・・・・・・でもまてよ?

 外の蛙は本当の海の広さを知ってるのか、クジラにでも笑われるのがオチじゃないの?

 井戸で暮らす蛙は、井戸の深さを他のどんな蛙より知ってる。

 狭くても、自分の生きてきた世界、誰より深く知っているはずなのだ。

 誰も気にしないけど大切なことだ、

 じゃあ、新しいことわざ、私が作っとこうか。

 井の中の蛙 大海を知らず されど井の深きを知る。
 

 

掲載No.002
嘘も方便

1/42

 
 諺というものが在る。
 人生哲学とか、教訓とか、為になることとか、ごもっとものこととか、そんなものを簡潔な言葉でまとめたスローガンみたいなものだ。
 「犬も歩けば棒にあたる」とか「泣き面に蜂」とか。

 ところが、似たような諺なのに、正反対のものもある。
 例えば、「善は急げ」と「急がば回れ」。
 これは考え方の違う昔の2人の人がそれぞれ言い残したのだろうが、 次の例ではどうだろう。

 「嘘つきは泥棒の始まり」と「嘘も方便」。

 前者は、昔のお堅い方が子供に嘘を吐くという非道徳的な行為をさせまいと、人聞きの悪い言い回しで子供を脅したのだろう。ま、多分そんな感じで道徳用。
 で、後者のはその尻拭いみたいな感じかと思われる。

 お母さん、あの人ブスだったじゃん。何で綺麗だって言ったの?
 …それはね、嘘を吐いたほうがいいこともあるの。
 前嘘つきは泥棒の始まりって言ってたじゃん。

 …嘘はね…そう、ひとつの言葉なの。方便なの。嘘も方便なのよ。 

 あの人、絶対東大なんか受からないよ。何で合格できるなんて言ったの?

 あのお婆さん、今にもポックリ逝きそうだったよ。何ですぐ治るなんて言ったの?

 自分なんか生きていく価値は無いんだ。何で価値があるなんて言うんだい?

 …嘘はね…そう、ひとつの言葉なの。方便なの。嘘も方便なのよ。

 今までにこんなやり取りが何千回にもわたって行われてきたんだろうなぁ。もう昔の人のことは信じません。自分で信じれるものを自分で見つけます。

 余談ですが、あれもこれもと狙って何も得られないことを「虻(あぶ)蜂取らず」といいます。
 はっきり言って虻も蜂もそう大して欲しくありません。

 「恋銭取らず」のほうが現実的かも。
 

 

掲載No.001
大きな栗

やまぴかりゃ

 
 大きな栗の木下でぇ〜♪
 誰でも一度は聞いたことがあるはずの、童謡の一節だ。
 耳にするたびに考え込んでしまう、大きな疑問があるんだ。
 大きいのは「栗」なのか「木」なのか。それがすごい気になっているんだ。

 大きい「木」なら、まぁそれはそれでいいけど、大きい「栗」だったら。
 どんな栗なのだ?
 10cm? 20cm? もっと大きいのか?
 では、どんな光景が繰り広げられるか想像しようじゃありませんか。

 頭上には吃驚するほどの巨大栗が、とても沢山木になってます。
 それも、イガ付き、トゲトゲです、触ると動揺するほど痛いです。
 トゲトゲ降ってきます、やばいです、はっきり言って怖すぎです。
 本当なら仲良く遊びましょう♪なんて言ってる場合じゃありません。
 こんな状況に身をさらして仲良く遊びましょうなんて、やば過ぎです。
 二人仲良くチキンレースでも始めるつもりなのだろうか?

 栗の木の下で遊んでる二人の未来が実り多きことを願ってしまうね。

 あっ! そうそう! ゾウさんの歌って、みんなもしってるよね?
 ぞ〜おさん♪ ぞ〜おさん♪ お〜鼻が長いのね♪
 そ〜よ母さんも〜♪ な〜がいのよ〜♪

 人の子供が象さんに歌いかける、ほのぼのとした、いい歌だね。
 実は、子供の母さんが象と同様にお鼻が長いなんてことない?
 

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